- From:
- 読んで字の如く、メール送信者の情報です。
Becky!から送るメールでは「ツール(T)」→「設定(P)...」→アカウントタブの「本名」と「メールアドレス」に記入されたものが採用されます。
名前 <name@domain>とかname@domain (名前)のような表記やname@domainだけのこともあります。
ただし、ほとんどの場合は作成者が記入したウソの可能性もなくはないので注意しましょう。
プロバイダによってはメーラーにどんな設定をしても加入したときの情報に書き換えることもありますが、発信元詐称メールを防ぐためだと思われるのでやむを得ないといったところでしょうか。
この場合はプロバイダに頼めば大抵は名前の部分を変えてくれます。
- To:
- これもそのまま送信先です。
他にも送信先を指定するフィールドがあるので「メインの送り先」といったところでしょうか。
- CC:
- カーボンコピー、写しですね。
「To:の人にこういうの送ったんで、一応目を通しておいてね」。
- BCC:
- ブラインドカーボンコピー。
CC:と同じようなものですが、メールのどこにも記録されないという違いがあります。
To:やCC:の人はBCC:で他の人に送ったことを知ることができません。
もらった本人でさえ「なんで俺んとこに舞い込んできたんだ?」てなくらい(笑)。
たくさんの人に同報メールを出す場合、To:に自分のアドレスを記入してBCC:に送りたいひとのリストを記入するような方法で送りましょう。
こうすると他のメンバーのアドレスが記入されないのでメール自体が巨大にならないというメリットがあります。
5000人分のアドレスがTo:に並んでるメールなんかもらっても困っちゃいますよね。「待ち3時間診療3分」の病院じゃあるまいし(笑)。
- Date:
- メーラーによってBecky!で言うところの送信箱に入れた日付だったり実際に送信するときの日付だったりすることがありますが、とりあえず送信日付です。
最後に+0900とか+0900 (JST)なんて付いているのはタイムゾーン設定で、この場合は「グリニッジ標準時より9時間進んだ日本時間」を表しています。
Becky!のアイテムウィンドウの日付の所は日本時間で表示してくれるので、ロンドンから現地時間の0時に送ったメールが「(日本時間の)9時」となります。
これがおかしい場合は送信者にタイムゾーンの設定を直してもらいましょう。
NT4.0の場合は自分の設定(環境変数TZ)によっても表示がずれます。
- Subject:
- メールの表題です。
UNIX系のメーラーにはタイトルに日本語が使えない人もいるようなので(誰か対応させて配りまくればいいと思うんだけどねぇ)、メーリングリストなんかでは「タイトルは英語やローマ字で」なんてところも結構あります。
ついでに返信返信してるうちに話がずれてっちゃうこともよくありますが、随時内容に即したタイトルに変えてあげるとよいでしょう。
- Recieved:
- メールが中継されてきた経路を表します。
これを見ると「From:のメールアドレスはプロバイダAのアカウントだけどプロバイダBにダイヤルアップしてプロバイダCのSMTPサーバから送ってきたな」とか、「どうも届くのに時間がかかると思ったらプロバイダの中での転送に半日かかってるみたいだ」とかそんなことがわかります。
大企業なんかだといろんなところを転々としてるのが見えたりしておもしろいです。(おもしろいのか?)
- Mime-Version:
- ふつーは1.0です。
↑説明になってないって(^_^;)?
今時の(?)電子メールはテキストだけじゃなくていろんなものを添付できます。
そのしくみをMIME(MultiPurpose Internet Mail Extension)というのですが、これのバージョンまだ1.0なのでふつう1.0です。
- Content-Type:
- このメールがどんな形式かが書かれています。
text、image、audio、video、application、multipart、messageなどなど。
ふだんよく見かけるのはtextやmultipartあたりでしょうか。
Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP
こんな形をしてることが多いかと思いますが,これは「ふつーのテキストで日本語(ISO-2022-JP)だよー」ってことです。
特殊(?)な形式としてはtext/enrichedになってて、HTMLのようなタグを使って文章を装飾したり(Eudoraあたりがサポート、Becky!では無視)、text/htmlになってていわゆるHTMLメールになってたりなどなど。
本文が英語(と数字など)だけだとISO-2022-JPではなくてUS-ASCIIになったりもします。
multipartだとmultipart/mixというのが単に「データが何種類か(本文と添付ファイルだったり)に別れてるよー」、multipart/alternativeが「いくつかあるけど基本的には同じもの(例えばプレーンテキストとHTML)だからどれか好きなのを使ってね」だったりします。
- Content-Transfer-Encoding:
- メールがどんな形式になっているかを示しています。
一般的には7bitになります。
他にはBase64だと全体がバイナリファイルを添付するような形式(Base64)になっていたり、7bitで表現しきれないコードを=XX(16進数)で表現するQuoted Printableというのもあります。
- Message-Id:
- このメールのユニーク(おもしろい、ではない:-)なID番号。
スレッド表示なんかするときには「どのメールへの返事か」というのはこのID番号を参照するようになっています。
Becky!はサーバにこのIDを付けてもらうようになっていますが、「ツール(T)」→「設定(P)...」→送信タブの「'Message-Id'フィールドを送信」をONにすると自分で付けて送ります。
この設定をすると送信済み箱に入ったメールにもID番号がつくのでスレッドがつながりやすいという利点があります。
↑送信箱のメールでなくていつも自分にもBCC:で送るようにしてるときは意味ないですけど。
- In-Reply-To:
References:
- このメールがどのメールへの返信かをメッセージIDで表します。
返信してもこれをつけてくれないメーラーがいくつかありますが、そういう返信はスレッドがつながりません(;_;)。
SL-Beckyのお世話になるしか。
Netscape MailなんかはReferences:に一連のスレッドを全部つけてくれるようです。
その点In-Reply-To:の方は単純に「このメールへの返信だ!」ということでいいのかな?
- Reply-To:
- 返信を発信元アドレス以外のところにほしいときに付けます。
「個人のアドレスで出したけど急ぐんで会社のアドレスに返事がほしい」なんてときや「返事はメーリングリストじゃなくて私自身に下さい。 後でまとめたものを投稿します」なんてときに使います。
逆にそういう意図がないときはメーリングリストにReply-To:付きメールを投げないようにしましょう。
- Sender:
- これまた発信元。
メーリングリストなんかはFrom:に投稿者のアドレスが入りますが、実際にメンバーに送ってるのはリストサーバです。
そんなときに「書いた人」ではなくて「受取人に配送した人(人?^^;)」が記入されます。
ここに書かれてるアドレスでどこのメーリングリストかを判断できるので、振り分けにも使えます。
もちろんこのヘッダが付いてる場合に限りますが(^_^;)。
- Lines:
- 本文の行数。
- Return-Receipt-To:
- メールの到着通知をどこに返すか。
ただし、気をつけてほしいのは開封通知ではない(=相手が読んだかどうかはわからない)ということです。
あくまでも「途中紛失しないで相手のメールサーバに届きましたよ」というのが帰ってくるだけです。
サーバによっては無視するやつもいますし、メーリングリストに投げるとメンバー全員のメールボックスから「届いたよ」通知が戻ってくる可能性も0ではないので危険極まりないです。
できれば使わないに越したことはないオプションです。