| 謎のK5-PR150。 |
AMDもアナウンスしていない胡散臭い石、K5-PR150。
実はこいつは曲者だった!
1996.12.19
いや、133を買いにいったんだけども見知らぬ150が売ってて。
設定を店員さんに聞いたら「数日前に入ったばっかりだからわからない」と言われ。
その一言につられてふらふらぁっと買ってしまったのだ。
はじめっから知ってたらきっと買わなかったろうなぁ。
Carrot-Pi曰く「そりゃダイバー(無謀に飛び込む人)だ」とのこと。
全てはそこから始まった...(笑)。
まず、120MHzでぺんち150相当の速さをたたき出すというそのCPU、マザーボードのマニュアルの通り60MHzの2倍に設定。
なんなく動き出したんだけど、表示が「AMD K5-PR120 at 90MHz」(爆)。
5x86のときみたく倍率設定がぺんちと違うのね(^_^;)。
で、それならインテルでいうところの150MHz(60x2.5)に設定すれば60x2で動くのかと思ってやってみると、なんと立ち上がる。
「やー、めでたいめでたい。 しかし途中で設定が変わるとは人騒がせな」とか思ったのも束の間、ハードディスクが認識しなくて立ち上がらん(苦笑)。
しかも[Alt]+[Ctrl]+[Del]をくれると「ぴ!」とも言わず。
それなら、ってんでCPUに「66MHz」と書いてあるのはベースクロックだろうと勝手に判断してインテルで言うところの66x2.5の設定にしたら(PR166はきっとこうなんだろうな)、うんともすんとも言わない。
結局一番速く、ちゃんと動くのは66x2の設定にすると66x1.5、要するにPR133の設定。
BIOSの表示がおかしいのかな、とかいろいろ考えつつしばらくそのまま使うことにしたのであった。
1996.12.28
で、使ってるうちに「ホントにPR133だったらどうしよう、金返せーだな」とか思ってくるのが人情ってもんで(最初っから思えよ^^;)、ベンチを取ってみることに。
Vector Designでベンチを拾ってきてやってみたんだけど、やっぱり整数演算でもぺんち133くらいにしかならない。
そこでfj.sys.ibmpcとかNIFTY-Serveの自作機フォーラムからAMDフォーラムまでチェックしてると同じような症状がいくつか。
マシな人で「60x2(PR150)だとDOSなら立ち上がるけど95は立ち上がらない」。
中には返品してもらったっていう人もいて、「こりゃ返品しかねーな」と思ったのでした。
1997.1.16
で、結局返品しに行ったわけだ。
表面がCPUクーラー取り付けのときに傷だらけ、文字が読めないとこもあったから受け付けてくれなかったらどうしようとか思ってどきどきしてたら、あっさりOK。
結局、60x2で動くはずが「66MHz」って書いてあるあたりがすでに胡散臭いんだよねー。
よくあるメーカーのサンプル出荷品を店がフライング出荷してる(P55Cなんかもろそうだよね)んじゃなくて、PR133のマーキングを変えただけの模造品(?)じゃないかって勝手に思ってやす。
ま、なんにしてもベンチとったり「おかしいぞ」っていう情報を得られたりしたのはパソ通、インターネットのおかげだね。
便利な世の中になったもんじゃ(^-^)。
やっぱり不良品多発してたらしく、テスト結果のレポートまであった。
そのレポートを見る限り、この石、PR133と同じぢゃんか(爆)。
「PR150だとHDD認識しない」ってあたりまで同じ。
AMDもアナウンスしてるのはPR166だけでPR150なんてない(2/7現在)。
こんなん自分一人じゃどうにもならんわい。