Milleniumを取り巻く誤解(?)。

DogYear(月日の流れが犬並みに速い)と言われるこの業界で、1年以上に渡って一般向けハイエンドカードの定番を守り続けるMillenium。
Direct3Dの登場で「もはや時代遅れか?」とか書かれちゃったりするけど、ホント?

1997.2.21記。


「もう2Dはこれ以上速くなっても感覚的にはあまり変わらない」と言われて久しいけど、未だに絶大な人気を誇るMillenium。
一時期、ハイエンドマシンは猫も杓子もみれみれみれだったけど、最近はViRGE/VXが出てきたりしてちょっと情勢が変わってきたっぽいね。

キーワードは「3D」。


ViRGE、ViRGE/VX、3D-RageII、Verite 1000Lなどなど3D機能を持ったグラフィックアクセラレータチップがたくさん出てきて雑誌を賑わしてます。

で、やるのは当然Direct3Dを使ったベンチ。
Milleniumは定番っていうことでお呼ばれすることが多いよね。
で、やるとやっぱり項目によって3D性能はかなり劣ってたり対応してませんとか測定できずとかなるわけだけど。


ここでひとつ初心者に誤解が生まれたりするのよねー。

「みれにあむは古いカードだから3Dには対応してない」

違う、そんなことはないんだよー(^_^;)。


元々MGAって言えばCAD向けハイエンドのカードなんだよね。
DOSのAutoCADのドライバとかあるし。
余談だけど、MGA-IIなんかはVGAが激遅で、DOSのゲームなんかはDOSでやるよりDOS窓でやったほうが速いらしい(爆)。

なもんでライン、矩形、円の描画はめっぽう速い。
ついでにCADでも完成図をレンダリングしたりするから3D機能は持ってるんだよね。

Zバッファあるしグローシェーディングできるし。今となれば「しかできない」とも言う(^_^;)。
ただ、Zバッファにメモリ割かなきゃいかんので解像度か色数を限界よりは落とさなきゃいけなかったりするのと、テクスチャマッピングとかαブレンディングみたいなそういう最近流行りの機能がない。
後者に関してはCAD向けから派生したことを考えれば当然っちゃぁ当然。
第一当時はDirect3Dなんちうものがなかったわけで。


ついでに言っちゃえばDirect3Dなんてようやっと出てきたばっかで今のところWindows95専用のローカルAPIだし、そんなん対応してなくてもOpenGLとかRenderWareとかのクロスプラットホームでメジャーな3D APIには対応してるんだよね。
ゲーマーならともかく、そうでなければまだDirect3Dの必要性そのものもあまりないような気がするのだ。
最近の3DチップだってDirect3Dの機能を全部持ってるのはまだないし、そもそも2Dが遅かったり絵が汚かったりするからあまり好まんのじゃ。

リフレッシュレートもRAMDACが220MHz(※みれはリテール版220、OEM版175)のViRGE/VXだってそんなに上がる製品があるわけでもないし、高解像度多色環境で耐えるのって少ないのよね。
もっともうちのCRTは古いから全然ついてけないんだけど(苦笑)。
↑SONYのGDM-17SE2TかTOTOKUのCV-173Proが欲しいわぁ。
 USBポートがついたら買い換えよっと。


結局のところ、Direct3DのゲームをぶいぶいやりたければMillenium+Monster3Dがいいのじゃ(笑)。
それに比べれば最近のチップなんて2Dも3Dも半端な速度っす。

ま、今んとこDirect3DがNT4.0には対応してないから関係ないし。

ついでに2枚挿し、4枚挿しでマルチディスプレイなんてできるカードはなかなかないぞ。
ただ残念なのがNTなんかじゃMacみたいに仮想座標系の中で自由に複数のCRTの表示位置を決めるなんてことができないってとこかな。
Macっていいよなー。


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